WBC構想は、大きく2つの段階にわかれています。
1. 前期(アグリビジネスユートピアの地域拡大)
WBCは、『週刊ダイヤモンド』(「儲かる農業」特集)が選ぶ“モデル農家”で2年連続首位(2016年、2017年)、2018年にはモデル農家を超える“レジェンド農家”として2位にランキングされている儲かる農家の代表格である有限会社ワールドファームと提携。各地の域内のみで農場と加工場が存在させつつ、生産と加工双方の作業を同一スタッフがこなすという高効率モデルを確立いたしました。
各地域に大きな経済メリットを創出することが可能です。
これによりWBCは日本各地の行政の協力を得ながら「農業生産基盤再生(農地集約や工場立地情報の収集)」「地域経済の活性化(地元企業の活用)」「未来の農業担い手育成(雇用創出)」「地域内業者への農産物安定供給」「生ゴミの堆肥化」といった地域価値を創出していくことをその使命としており、ここで実現できる社会を「アグリビジネスユートピア」と呼んでおります。
アグリビジネスユートピアの下では、「地域価値」だけでなく「販路開拓(出口)」が実現されており、現に供給可能量の18倍の引き合いを獲得しています。これは高齢化が進み、販路開拓(出口)に苦労する事例が絶えないアグリ業界では驚異的ともいえる数字かと思われます。
この「儲かる農業」を全国地域に教え、日本各地をアグリビジネスユートピア化すること。これがWBCの成し遂げるべき、前期ステップです。これを実現した際には、国内での冷凍野菜消費量の50%以上が国産野菜になっていることが予測されます。
2. 後期(アグリビジネスユートピアの強化)
日本各地域にアグリビジネスユートピアを広めることにより、各地域がその域内で大きな経済的メリットを構築可能。この流れの中、WBCは次の手として、生産性を高めて収穫した野菜を日本人特有の創意工夫能力により、全世界に求められる形でカット・ボイル・キット化し、海外で拡大する外食や中食市場のセントラルキッチンへと出荷いたします。
これにより、世界の人々が、日本の新鮮・安全なおいしい野菜を、火にかけるだけで食すことが可能となるのです
(イメージ画像)
これにより、販路は国内1億人ではなく世界70億人となり、アグリビジネスユートピアの地域価値×販路開拓の「販路開拓」部分を強烈に強化することが可能です。
まとめ
WBC構想 = アグリビジネスユートピアの 地域拡大 + 強化
(前期) (後期)
(※アグリビジネスユートピア=地域価値×販路)
なお、このWBC構想は壮大な夢のようにも思えますが、確固たる実現可能なデータに基づいて構想されているものです。そのデータと根拠をこれから説明いたします。
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